Arsenalの巣窟

小説書いてます。ブログは向こうへ飛べ。

無題

未知道語り


語り部開始_自分

 

 

さぁて、始めましょうか。
はい
お初にお目にかかります、『在存 無流世』でっす。
自分の自分というのは一人称なのでご注意を。

 

自分はですね、この語られるモノをやぐらの上から見下ろすモノです。
好きなものは時間、嫌いなものは神!
なんて言うごくごく普通の人間でございますが、
なんと!自分は夢の住人でございましてですね、
まぁ、よく言えば夢の住人なんでございますが、
よく言わないと、夢の住人になれないのですよ。
夢というのは理想、妄想ではなく、普通人間がレム睡眠時に、
見るものでありまして、自分はそれに寄生しているだけであります。
一般にはそれを『呪い』といいますがネ。


今、『自分』の夢主、自分が寄生している夢のヌシの、
真藤字人さんの時間を、流している真っ最中ですネ。
彼が起きている間はずっと、この空間で縛られておりますが、
何のこと、退屈ではありませんよ。
何せ自分には、退屈という概念がありませんから、
退屈だけではありません。
すべての感情意思心理。自分にはこれらの概念が全くありません。
いま喋ってる事柄を、
誰に向けて話すわけ無しのことを楽しいとも思いませんし、
つまらないとも思いません、
夢主のように、自分の体として地面を這いずり回りたいとも思いませんし、
夢主が思っているのと同じように、
他の人とかかわろうという気も起こりませんし、
生きようとする意欲もわきません。
存在価値なんてものが自分にあるかどうかさえ知りません。
人間失格というよりは、不完全なんでしょうね。
自分も俺も。
自分は生前はこんなんじゃなかったはずなんですがねぇ。
所詮は呪いですね。
夢主の感情、披露、痛みをモロに受けてしまう。
失敗
自分のことはどうでもよかったですね。
さぁさぁ、本題に入りましょうか。
これからこのお方が繰り広げる物語を―
語れるすべての事柄をー
語られるすべての事柄を―
これから時間をかけて―
じっくりじっくり―

・・・おっと、結構速かったですね。


「おい」


―自分は振り返る
―その対象を描写するならば
―死んだような人間
―生きる価値を見いだせない人間
―五年前に死んだ
―かつての<一発必中>『ワンファイアブレイク』
―前のようなオーラは健在しておらず
―ただの動くシカバネのようだ(笑

 

「お前は誰だ?」

 

・・・。
今説明しましたヨ・・・。

 

             −終—

 

 


はいw
遅すぎワロたなんて言われてもおかしくないというか、
忘れ去られてもおかしくないのですが、
Arsenalですw
いやー、理由は時間がないからです。
大変な毎日を過ごしていますw
H/K
難しいねー。
とてもムツカシイ、書くの。
いやー、小説家さんのすごさが分かるw
スバラシイねw
まぁ面白くするにはまず伏線を引くことからとか、
なんとかなので今回こういう風にしてみました。
うん、
こんなの伏線じゃなくてマーカーじゃないか。
そんなもん引いてどうする。
んね。
はい終わります。


追記
最終回まで考え付きましたw